発達

みんないい子だよ。

子育て相談を受け付けております。1人で抱え込まず、気軽に気持ちを言えたり、悩みを相談できる場所作りをしたいと思っています。

いい子って?

みんないい子だよというタイトルがブログについていますが、これは、しまじろうのビデオ(昔)の冒頭の一言(今もそうかな?)で、私が保育士や幼稚園教諭をしてて、ほんとにそうだと思ったので、タイトルとして勝手に頂いています。

すーごいきれいごとのように聞こえるかもしれませんが、誰ひとりとして、いい子と思えない子はいませんでした。

いじわるにも理由があるし、泣き虫には、我慢しきれないことがあるし、ゆっくりさんも、あわてんぼさんもみんなみんな理由があり、いい所が必ずあります。

とはいえ、保育園で働き始めたばかりの頃は、毎日をこなしていくのが精一杯で、正直、子どもが可愛いと思える余裕がありませんでした。

余裕がない時期を超えた時に、子どもの可愛さを改めて感じ、子ども達に「ごめんね」という気持ちでいっぱいになりました。

新卒で、受け持った1、2歳児クラスの子の数ヶ月、すごく勿体ないことをしたと思っています。後に、その子達が大きくなって、年中クラスで再び担任になれたので、自分的には取り返すことは出来たと思ってるのですが、どう思っていたのだろうかと気になります。

それはさておき、我が子となるとどうでしょうか。

人に迷惑かけない子になってほしい、友達が多い子になって欲しいなど、親にはなってほしい子ども像があると思います。

そうなると、親が気になる行動を子どもがとった時に、その悪い所に目が行きがちになります。子どもに愛情あってのことです。

良い行動は、何故か普通のことに捉えてしまい、悪い行動は、気になってしまいます。

良い行動に注目することが近い存在な故に、難しくなり、悪い行動への注目が強くなっている状態です。

でも、それは、親本人はなかなか気付きにくいものです。

最近、叱ることが増えたともし感じられたら、家族ではない第三者で、なおかつ、お子さんの様子をよく知っている人に、お子さんの長所を聞いてみることをおすすめします。

きっと、当たり前に思っていたことや、気付かなかった所を教えてもらえると思います。

もしかしたら、些細なことかもしれませんが、第三者から見たら、お子さんの素敵な所として感じられているということです。

ちょっとしたことでも褒めてもらえることによってお子さんも嬉しいでしょうし、叱られていることが多かったとしたら、少しやる気がなくなっていたこともやる気が起きるきっかけになったり、もっと褒めてもらおうと、良い行動をしようとするかもしれません。しようとしたことだけで、結果、失敗でも構いません。やろうとしたことをほめてあげればいいのです。

いい子の定義は、人それぞれです。そして、子どもにもよります。いい所、ひとつでもあれば、いい子だと私は思っています。