韓国ドラマより
コロナ禍、家にいる人が多いので、韓国ドラマにハマる人が多いらしい。
そんな話を人事のように聞いていたのですが、観だしたら、面白いんですよね。
私も例に漏れずハマってしまいました。
そして、今観ているのが『サイコだけど大丈夫』まだ途中ですが、登場人物の幼少期に歪みやつらさがあります。
精神病院の保護師(看護師?)の男性の兄は、自閉症で、母が、兄のことばかりを気遣うのを切なそうに見つめています。
ある日、夜中に目を覚ますと、母が抱きしめてくれるのですが、「お兄ちゃんのことをお願いね。あなたはそのために産んだのだから」と言われます。えーそれ言うの?そのために産んだとか言っちゃうの?切ない気持ちになりました。韓国っぽいと言えばそうかもしれないですが。
それでも母の愛を求めて、兄の方を向いて彼に背中を向けて寝ている母に寄り添うシーンがあります。
そんな母も亡くなってしまい、彼は大泣き。でも、兄はよく分かってなくて、独り言をずっと言っています。
兄弟2人とも悪くないし、仲良く暮らしていくし、兄は兄としてのプライドを持ってるし、でも、弟の言うことは聞かなければいけないとも思っているという良い関係だと思います。
そして、もうひとつの驚きは、自閉症の特性の描写が凄いです。
日本のドラマでは、なんか違うなぁって感じることばかりだったけど、このドラマでは、特性を的確に演じられています。
自閉症を知らない人にも、知っていただくきっかけになったらいいなとも思いました。
兄が大好きな絵本作家の女性の育ちの全貌は、まだ観ていませんが、どうやらかなり歪んだ育てられ方をしているようです。
絵本の内容も、夢のある内容ではありません。
メッセージはあるようですが。
そんな、絵本作家の女性は、保護師の彼の初恋の人っぽい。
ストーリーも気になるところなんですが、自閉症についてや、生い立ちと精神障害との関連性など、考えるところがいろいろありそうなドラマです。
韓国ドラマに単純にハマると思いつつも、何だかいろいろ考える予感がしつつ、楽しんで観ていこうと思っています。
今から観る人には、かなりのネタバレかもしれないですが、まだ半分も観ていないと思うので、気になる方はぜひ、観てみてください。
(私は、Netflixで観ています。)
今後の展開について、また書いていこうと思っていますが、私が考えさせられるドラマになりそうと思っているだけなので、違ったらこの続きはないかもしれません(笑)