イヤイヤ期について
随分ご無沙汰していました。
仕事とプライベートとバタバタしておりました。
前回の記事の通り異動になりまして、体調も優れず、親の体調も優れずみたいな感じでした。
ちょっとまた軌道に乗ってきたので、再開します。
とはいえ、マメにとかいかないと思いますが。
それはさておき。
発達は前進するばかりではなく、出来なくなることもあるというのは、以前も書いていると思いますが、今日はイヤイヤ期について書いていこうと思います。
この前までよく言うことを聞いていた(ある程度コントロールできた)のに、何でもイヤ。
魔の時期ですね。
本音を言うとちょっとめんどくさくなってしまいますよね。
それは誰でもあることで時期が来たらすぎていきますよとよく書いてあると思います。
時期が来たらっていつ????
そう思うとストレスにすらなると思います。
正しく、この前までできていた親の言うことを素直に聞くことそれが出来なくなるそういうタイプの発達です。
視野が広がってくると、自分の世界をもっと広げたくなるし、自分のしたいことができてきます。今までみたいに言われるがままにしたくなくなるのです。
小さい頃の方が楽だった…そんな声が聞こえてきそうです。
それがいつまでか、個人差があるので見通しは立ちません。
でも、しつけようとすると逆効果で、双方疲れてしまいます。
この時期は、思い切って、人に迷惑かけたり危険がない限り、いやなのね〜で過ぎていっていいと思います。(ちなみに保育者や療育者は迷惑と思ってないのでポーンと預けちゃって下さい!)
例えばお風呂入るのイヤってなった時、1度引いてみたら、子どもが慌てて入ると言い出すかもしれません。早く入れたいという焦りが大人にあるともっと入りたくなくなります。
そして、もうひとつ重要なのは、イヤイヤ期がない方が怖いこともあるということです。
ずっと従順に育って、イヤというタイミングをなくしてしまった場合、思春期で大爆発という例は少なくありません。
思春期は、ただでさえ反抗する時期ではありますが、輪をかけて暴れたり、暴言があまりにも酷かったりということです。
自分より大きな子に暴れられたらと思うとどうしようもないですよね。
イヤイヤ期を貯金しておくより、小さいうちに使ってしまった方が後々良いということです。
また、イヤと言える安心した環境に子どもがいるということです。
愛着という言葉よく聞くと思いますが、愛着形成がされているからこそのイヤイヤ期。
信頼できる関係性が出来ているということです。