褒められることの意味
運動会シーズンですね。
今年は新型コロナウィルスの影響で、いつもの年とは違った形で運動会が開催されることが多いのではないでしょうか。
毎年このシーズンになると、練習のストレス、台風が来るとなると気圧の変化などもあり、落ち着かないとか、怒りっぽくなるとか、妙に甘えてくるとか、何らかの変化があるお子さんが多いと思います。
親からすると、急に始まる感じがするので、「なんなの?」ってなると思います。
感じ方は人それぞれなので、お子さんには一大事、だけど、自分でもその原因が分からない。そんな状態だと思います。
そして、大人が運動会を無くせるわけでも、台風を来ないようにすることも出来ないわけです。
原因を何とかすることが出来ない以上、なんでこうなっているかを予測してあげる必要があります。
そして、原因と思われるものが、終わる(去る)まで、少し大めに見てあげましょう。
親だって人間なので、イラッとすることはあるはずだし、これはあまりにもという時は、叱ったり、注意したりということも全然ありですが、ちょっといつもより控えめにくらいで。
運動会については、当日まで親もドキドキ。
先生から、参加できないことがあるとか、そんな話を聞いたりでもしたら、もう、不安でなりませんよね。
でも、参加してもしなくても、毎日頑張って練習してるんですよー、実は。
運動会当日、意外としっかりできるかもしれないし、そうじゃないかもしれないですけど、結果よりプロセスです。
必ず褒めてあげましょう。
一部分できて、途中で離脱したりすると、「なんだ…」となり、これは、褒めていいのか、いけないのか?と思われることもあると思いますが、出来たところを大絶賛でいいと思います。
決して、出来なかったところのダメ出しはしないで下さい。
今年の場合、無観客で行われた場合もあると思いますので、実際出来たか分からないという場合もあると思いますが、もう、本人が満足してるなら、褒めちゃっていいです。
お子さんのことだけを見て褒めてくれるのって、家族だけですもんね。
先生が褒めてくれても、クラス全体のことだし。
そして、先生に褒められるより、親に褒められることの方が嬉しいはず。
出来るだけ物は買ってあげないで、褒め言葉で喜ばせてあげて下さい。人からの賛賞で喜ぶことができる子になってほしいですもんね。
自分は出来るという自信と、頑張ったら褒めてもらえる。それがあれば、これからの生活、そして来年の運動会にも繋がっていくはずです。
運動会は楽しいもの。そういうイメージをつけておくと、今年出来なかったことも来年は出来るようになります。何でもですが、良いイメージをつけておくことが、次への取り組みに良い影響を与えます。