他者意識と気持ちの理解②
前回の記事で、わざとするというのは、喜ぶべき行動とお伝えしました。基本的には、一時のことで終わっていくので良いです。
基本的にはと書いたのは、長引く場合があるということですが、それは、また別で。
さて、気を引く行動が収まったらからの、気持ちの理解までは、結構長いかもしれません。
相手の立場に立つことができるのが、早くて4歳遅い子だと、小学生になってからです。
でも、それまでに色んな経験や、自分自身の心が動かされることに出会う必要があります。
経験というのは、色んな人との出会いもそうです。幼稚園や保育園での先生やお友達との出会い、兄弟や親戚との関わりです。
場所と同じですね。分からないかも知れないけど、色んなものに触れさせる。美術館の絵を見て、感じるものがあるかもしれません。
そして、もっと身近にできるのが、絵本の読み聞かせです。年齢に合ったもの、その子に合ったものを読んであげる。一緒に見るだけでも初めは構いません。
絵本のレベルが上がっていくと、心情が入ってきます。(割と小さい子が読む、ノンタンのシリーズにも、心情入ってます)
それ見て、共感する。それが大事です。
絵本に限らず、共感すること。それを大事にして下さい。